[Intro] 地下三番線 閉鎖区画 古い車両に 灯がともる 扉を叩け 二回と一回 影の規約が 息を始める [Verse 1] パン屋の娘が 配線を巻く 医者は薬を 箱に詰める 元僧兵が 仮面を割って 床に膝つき 名前を言った 裏切った彼は 端で震える それでも誰かが 水を渡す 憎しみだけでは 橋にならない その重い事実が 喉を焼く [Pre-Chorus] 声を低く 息を合わせ 赤い花びらを 端末に挿せ 今夜の規約は 命令じゃない 互いを捨てない 約束だ [Chorus] 影の規約 ここに刻め 番号じゃなく 名で呼び合え 影の規約 闇を渡れ 黒い塔まで 静かに燃えろ 影の規約 刃を結べ 弱い手ほど 強く握れ 影の規約 今夜だけ 街の心臓を 取り返す [Verse 2] 地図には載らない 下水の道 古い祭りの 太鼓が眠る 俺たちはそこへ 爆薬を置かず 記憶の種を ひとつずつ置く 戦うだけなら 将軍と同じ 壊すだけなら 塔と同じ 少女が言った 「母の声を流す」 全市放送へ 春を送る [Pre-Chorus] 声を低く 息を合わせ 黒い契約を 火の中へ 今夜の規約は 復讐じゃない 奪われた顔を 返すため [Chorus] 影の規約 ここに刻め 番号じゃなく 名で呼び合え 影の規約 闇を渡れ 黒い塔まで 静かに燃えろ 影の規約 刃を結べ 弱い手ほど 強く握れ 影の規約 今夜だけ 街の心臓を 取り返す [Drum Break] 二回 一回 扉を叩け 雨音に混ぜて 合図を渡せ 低く 速く 足音消せ 赤い回路を 地下へ伸ばせ [Bridge] 俺は皆の顔を見た 英雄など ひとりもいない 借金と傷と 恐怖を抱え それでも来た者たちだけ [Final Chorus] 影の規約 ここに刻め 番号じゃなく 名で呼び合え 影の規約 闇を渡れ 黒い塔まで 静かに燃えろ 影の規約 刃を結べ 壊れた者ほど 強く立て 影の規約 今夜から 街の心臓は 俺たちのもの [Outro] 古い車両の 灯が消える 誰かが小さく 太鼓を打つ 二回と一回 雨に溶けて 影の規約は 街へ広がる